むし歯治療をした際に、削った部分を補うため詰め物や被せ物をします。

皆さんも詰め物を入れるときに「保険適用の詰め物と、自費のどちらにしますか?」と歯医者で聞かれた経験があるのではないでしょうか。

 

患者さんのなかには事前にご自身で調べて来院される方もおり、

「保険適用の白い歯にしてください!」と言われる方もいます。

 

それを聞くと「保険適用で白い歯にできるなら安くできるし、

そっちの方が断然いい!」と思われる方もいらっしゃると思います。

しかし同じ白い歯でも保険と自費では、大きく差がありメリット・デメリットがあります。

 

 

皆さんには両方の特徴をよく理解した上で、最善の選択をしていただきたいと考えていますので、

今回は「保険・自費の白い歯」についてご紹介いたします!

  • 10/1(金) 「保険適用の白い歯」と「自費の白い歯」の違い

 

まず、保険と自費では大きく素材が異なります。

一般的に自費の白い歯で使用される素材は「セラミック」と言います。

透明感があり、歯の色を調節しやすく、天然歯と見た目に差がありません。

 

一方で保険の白い歯は、レジン(プラスチック)といわれる素材を

使用しているため強度や色味に限界があります。

 

また保険の場合には、どのような症例にも適用できるわけではなく、

条件があるため必ず保険で白い歯にできるというわけではありません。

 

 

 

保険

自費

メリット

○ 安価でできる

○ 変色しない

 

○ 強度があり割れにくい

 

○ 透明感があり天然歯に近い

デメリット

× 黄色く変色しやすい

× 費用が高い

× 強度が低く割れやすい

 

× 適用条件があり対応できないことがある

 

  • 10/1(金) 「保険適用の白い歯」と「自費の白い歯」の違い

上記のようにそれぞれメリット・デメリットがありますので、自身にとって

よりよい選択をするための参考にしていただければと思います。

 

当院では歯科医師と相談しながら詰め物の種類も

選んでいただけますので、ぜひお気軽にお声かけください!