皆さん、こんにちは🌞
今年は、台風や大雨が多く、防災について備えの大事さを
改めて認識する機会が増えましたね。。。
水や非常食、懐中電灯、モバイルバッテリーなどを準備を
している方は多いと思いますが、意外と忘れられやすいもの
があります。
それが、「歯ブラシなどのお口のケア用品」です。
実は災害時こそ、お口の健康を守ることが大切です。
今回は、もしものときに知っておきたい、
「災害時の口腔ケア」についてご紹介します。
🍀災害時は「歯みがき」が後回しになりやすい
避難生活では、水が十分に使えなかったり、
いつもの歯ブラシを持ち出せなかったりして、
普段通りの歯みがきが難しくなることがあります。
さらに、避難所などでは生活環境が大きく変わります。
非常食や保存食を食べる機会が増えたり、ストレスや
睡眠不足が続いたりすると、お口の環境も悪化しやすくなります。
「数日くらい歯を磨かなくても大丈夫」と思ってしまいがちですが、
災害時だからこそ口腔ケアを意識することが重要です。
🍀お口の汚れは全身の健康にも関係します
歯みがきが十分にできない状態が続くと、
歯垢(プラーク)がたまり、
むし歯や歯周病、口臭などの原因になります。
特に高齢の方では、お口の中の細菌を唾液などと、
一緒に誤って気管へ入れてしまうことによる
「誤嚥性肺炎」にも注意が必要です。
そのため、災害時の口腔ケアは単に「歯をきれいにする」
だけではなく、全身の健康を守るための、
大切な習慣の一つといえます。
✅非常用持ち出し袋に入れておきたい「お口の防災グッズ」
非常用持ち出し袋を確認するときには、次のようなものも
一緒に準備しておくと安心です。
・歯ブラシ
・歯みがき剤
・デンタルフロスや歯間ブラシ
・液体歯みがきなどの口腔ケア用品
・口腔ケア用ウェットシート
・紙コップ
・入れ歯を使用している方は、入れ歯ケースや必要なケア用品
家族それぞれの歯ブラシを用意しておくのもおすすめです。
また、防災用品は一度準備して終わりではありません。
食品や飲料水などと一緒に、口腔ケア用品も定期的に
確認・交換しましょう。
🍀水が少ないときはどうやって歯を磨く?
災害時には、歯みがきのために十分な水を
確保できないこともあります。
そのような場合は、少量の水をコップに用意して、
ブラシを濡らし、歯を磨きます。
歯ブラシが汚れたらティッシュなどで汚れを
拭き取りながら磨くことで、使用する水の量を抑えられます。
歯ブラシがない場合でも、清潔なガーゼや口腔ケアシートなどで、
歯や歯ぐき、舌などの汚れをやさしく拭き取る方法があります。
また、唾液にはお口の中を洗い流す働きがあります。
水分補給が可能な状況ではこまめに水分をとり、
よく噛んで食べることも意識しましょう。
入れ歯を使っている方は特に注意しましょう
災害時には、入れ歯のお手入れも忘れないようにしましょう。
入れ歯に汚れが付着した状態が続くと、
お口の中の細菌が増える原因になります。
避難する際には、できるだけ入れ歯を忘れずに持ち出し、
非常用持ち出し袋にも入れ歯ケースなどを準備しておくと安心です。
ご家族に入れ歯を使用している高齢の方がいる場合は、
周囲の方が声をかけてあげることも大切です。
🍀「防災用品+歯ブラシ」を今日から習慣に
災害はいつ起こるかわかりません。
水や食料などの備蓄を確認するときに、
ぜひ「歯ブラシは入っているかな?」と確認してみてください。
歯ブラシは小さく軽いものですが、避難生活でお口と身体の健康を
守るための大切な防災用品です。
ご家族全員分の歯ブラシや口腔ケア用品を準備しておけば、
いざというときにも安心です。
もしもの時にも、お口の健康を守れる備えを。
9月の防災シーズンをきっかけに、ご家庭の非常用持ち出し袋を
もう一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
さわだ歯科クリニック戸田
澤田 尚也