歯科の定期健診はどうして3~4か月後なの?

歯科定期健診はどうして3~4か月後なの?

皆さん、こんにちは🌞

ついに春が到来しましたね🌸

今年は桜の開花が例年に比べて遅かったこともあり、入学式、入社式の際にちょうど桜が満開だったかも多いのではないでしょうか??

 

4月といえば、ちょうど新年度の始まりですね🍀

新年度の4~5月は、学校歯科健診の時期でもあります!

なぜこの時期なのかというと、実は「学校保健法」という法律で6月30日までに実施しないといけないと定められています。意外と初めて知った方も多いのではないでしょうか。

また、いずれにしても、学生(小学校、中学校、高校)の時は、1年に1回は歯科健診を受ける機会がある、ということですね!

 

さて、今回は定期歯科健診に関するご案内です。

歯のメインテナンスを定期的な通院は、基本的には3~4か月に一度と歯科医師の先生もしくは歯科衛生士さんから言われる場合が多いかと思います。

 

何で3~4か月なんだろう。。。?

こんな疑問をお持ちになった方はいらっしゃらないでしょうか。

もちろんこれには理由があります。

 

ズバリ、、、「歯垢が歯石となってしまう可能性が高い時期が3~4か月」 だからです!

 

歯垢(プラーク)は、細菌のかたまりで白くネバネバとした汚れです。

この細菌がさらに増殖して、硬くなったものが歯石です。

歯石となってしまうと、歯ブラシやフロスなどでは落とせなくなり、歯科医院にある専用の機械をを使う必要があります。

この状態になる前に細菌を抑止できるベストのタイミングが3~4か月間となります。

※口腔内の環境、その方の習慣によってはもっと短い期間とする場合もあり、個人差があります。

そのため、学校の歯科健診と合わせて1年に1回受診すればいいや、ではなく、中長期的に考えて歯科健診は必ず受けましょう!

 

さわだ歯科クリニック戸田

澤田 尚也