歯医者に来院される理由の一つに詰め物が取れた、かぶせ物取れてしまった、というケースが多いです。詰め物、かぶせ物が今、現在入っている方も一度はこれが原因で、歯医者さんに来院された経験があるのではないでしょうか。

 

では、これはなぜ起こってしまうのか。。。

  • 歯の詰め物やかぶせ物はなぜとれてしまうのか??

  • 歯の詰め物やかぶせ物はなぜとれてしまうのか??

原因としては、主に下記の3つとされています。

 

■虫歯

詰め物・かぶせ物との間のすき間に虫歯が出来てしまうと、虫歯になった部分の歯が溶けてしまうため、必然的に詰め物・かぶせ物との間に空間が出来てしまい、取れてしまいます。

 

経年劣化・摩耗

詰め物・かぶせ物自体の経年劣化もありますが、詰め物かぶせ物を歯につける際に使用する接着剤が経年劣化することもあります。接着剤の力が弱くなり外れてしまったり、金属の詰め物・かぶせ物の場合に腐食してしまうこともあります。

 

■食いしばり、歯ぎしり、咬み合わせ

食生活の変化や食いしばりなどの癖によって、詰め物・かぶせ物が摩耗してしまったり、過度の力がかかることによって、変形して取れてしまうことがあります。

 

以上の3つが主な原因となります。

 

経年劣化については、防ぐことはなかなか難しいかと思いますが、いずれの原因においても、定期的なメインテナンスや正しい歯磨きをすることによって、外れてしまうリスクを減らすことは可能です。

また、時々、詰め物・かぶせ物が取れてしまっても、痛くなかったりと、特に支障がないとのことで、そのまま放置されてしまう方がいらっしゃいますが、こちらに関しては絶対におすすめ致しません。

取れてしまった部分の虫歯が大きくなってしまったり、かみ合わせが変化してしまったりと、細菌に感染してしまったりと、百害あって一利なしです!

 

詰め物・かぶせ物が取れてしまったら、すぐに歯医者さんを受診するようにしてください。

また、取れていない方も、少しでも気になる点がある方は、検診されることを強くおすすめ致します。

 

さわだ歯科クリニック戸田

院長 澤田 尚也